
2025年1月の講座では、ドライフラワースワッグの作り方を実技で学び、後半には肥料についての講義を行いました。昨年11月のバラCaféでは、今回使用するバラの乾燥方法や注意点について説明を受けていたため、今月の講座ではスワッグ作りの過程を存分に楽しむことができました。


スワッグを製作する際、手に持つ部分のトゲはあらかじめ取り除き、立体的な仕上がりになるようバランスを見ながら束ねていきます。形はアーモンド型を意識し、壊れやすいバラを丁寧に配置しました。
今回はバラだけでなく、紫陽花を加えてボリュームを出すなど、開花したバラとは異なる楽しみ方を取り入れました。

壁などに飾れるよう紐をつけて、スワッグが完成しました。
ヨーロッパでは、スワッグは伝統的に 魔除けや祝福のシンボルとして使われてきましたが、現代では季節の装飾やインテリア、ウェディングの装飾として幅広く活用されています。
秋田では冬剪定後、庭でバラを楽しむことが難しくなりますが、講座で学んだ内容を活かし、冬の室内でもバラを楽しんでみてください。


講座の後半では、肥料について学びました。近年の研究により、アミノ酸やタンパク質様窒素化合物など、肥料に関する最新の研究が進み注目されています。今回は、伊藤講師が実際に使用している元肥の資材名や比率をもとに肥料について学びました。
また、配布された「肥料に関するQ&A」は、バラ栽培で困ったときに役立つ貴重な資料となりました。
