夏剪定から親善ばら展までの管理
上のアイキャッチ画像は、昨年秋のベストショットで、ガーデンプリンスです。母木がガーデンパーティです。大株になるらしいですが、我家では樹勢が弱いですね。鉢栽培です。2年目にしてようやく本来の姿を見せてくれました。 夏剪定が終わってから親善ばら展までの管理について、どんなことをどのように行っているか、日々のバラ遊びをまとめてみました。 会員の皆さんはどんな管理をされてますか?ご意見やご質問をぜひコメント欄でお知らせください。 ① HTの側芽を処理します HTは1本仕立てにした方が花は大きく、見栄えが良くなります。 写真1は、1番枝(頂芽)と2番枝(側芽)の比較です。写真2は2番枝を切除したものです。
1番枝(頂芽)よりその下の2番枝(側芽)の方の成長が良い場合(写真3)は、頂芽を切除します(写真4)。
1番枝(頂芽)と2番枝(側芽)が同じぐらいの場合(写真5)は、周囲の花枝とぶつからない方向に向かう枝を残します(写真6)。
秋花用の剪定では節近くで切ることはまれなのですが、あまり良い芽がなかったのでしょう。6芽も出てしまいました(写真7)。 頂芽のみ残して他を搔きとりました(写真8)。
枝が込み合っていてわかりにくいですね。 写真9は、一番上の段の中ほどで切ったつもりですが、その下の段の頂芽の方が勢いが感じられます。秋の剪定ではよく経験することです。 写真10は上の段を切り落とした写真です。
② 花枝に使用するベーサルシュートに支柱を立てます 強風で根元から折れることを防ぐためです。(写真12,13)
③ 薬剤散布 定期消毒は葉の薄い若葉に配慮し、薄めの濃度で1週間に1度のペースを維持します。 バラCaféでオーソサイド水和剤を学び、初めて昨年から使用してみましたが、混用する他の薬品との相性が悪いのか、二度がけしてしまったのか原因はよくわかりませんが、昨年3度使用して3度とも、今年2度使用して2度とも薬害が出ました(写真14,写真15)。薬害率100%です。希釈倍率は800倍~1600倍です。もったいないですがこの薬は廃棄します。 また、どの教本にも殺菌剤としてダコニールが推奨されていますが、我家では7年前に薬箱から消えました。この写真と同じような薬害が出るからです。
④ 施肥 バラ畑への肥料は6月下旬の追肥で終了しています。他、何も与えません。ただし、矮性タイプの若株には潅水代わりに液肥(1000倍)をジョウロ1杯(6ℓ)だけ、気の向いたときに与えます。不定期に数回ということです。効果はあまり感じていませんが...
⑤ 潅水 潅水は8月に一度30分ぐらい水道水を流しっ放しにしましたが、基本的にバラ畑に水は与えません。 鉢植えの潅水はまめに行っていますが、鉢を小さめにしているため、頂芽やつぼみがうなだれることが度々あります。そういう鉢には不格好ですが受け皿を使用しています。
⑥ パトロール 朝は早起きです。散歩から帰ると、畑とカーポートをパトロールします。 今朝の収穫は、カーポートの鉢バラにハダニが巣網を張っていましたが、すぐ対処できました。 畑の方では、今年5月の強風で倒れて半分になってしまった「初恋」のシュートに、つぼみが上がっていました。他の花枝を圧倒する力強さを感じました。枝の長さはつぼみまですでに80㎝あり、その回復力に脱帽です。
開花が楽しみですね!
あっぴーさん、コメントありがとうございます。
台風の影響で連日暑い日が続いています。10月9日のバラ展に合わせて開花してほしいのですが、開花が早まるかもしれません。
写真きれいに撮れてますね!
これからも見に来てみます❀(*´▽`*)❀
lovinさん、コメントありがとうございます。
花が咲き始めたら写真を撮りますから、また見てくださいね!
親善ばら展まであと数週間となり蕾と期待が膨らみますね、この休日は台風対策で忙しくなりそうです。
そうですね、あと3週間になりました。2018年(平成30年)は横手会場でしたが、台風被害のため中止になりました。
せっかくここまで順調に育っても、風雨でやられたら水の泡です。あさってですか、風速16mの予報になってましたが、午前中4時間以上の嵐になるみたいですね。
秋田市では塩害も心配されますから、願うは奇跡的な進路変更なのですが...対策と言っても鉢を移動するぐらいでしょうか。風は北風に代わるようですから、南側に?
直前に考えます。