夏剪定 始めました! (2)
上の写真は2019年秋の集合写真です。大内先生の会長としての最後のバラ展になりました。お疲れさまでした。皆さんの表情が明るくて素敵な1枚です。 2022年10月9日の親善ばら展、花色指定花は桃色系です。 夏の剪定時において、春の花枝から得られる花はあまり期待していません。1番に考えていることは、ベーサルかサイドシュートをソフトピンチすることです。2番目は、シュートのハードピンチです。ハードになった理由はシュートの芽出しとピンチの日程が合わなかったからです。春の花枝への期待度は3番目です。
左はキャプテンハリーステビングスです。長い名前ですね。寺西菊雄様の伊丹ローズガーデン(現在は能勢ばら園)から我が家に来て、22年になります。明るいローズピンク、剣弁で芯のたか~いハンサムですが、花持ちが悪いのが欠点です。開花2日目までかな⁈ 咲き始めの形が抜群なので、栽培を続けています。
右の2枚の写真は、1日遅れでソフトピンチした武州(明るい朱色、典型的な剣弁高芯)です。古株は強風にあおられて倒れましたので、その芽を接いでつくった2代目になります。接いで4年目です。シュートをよく出し、のびのびと成長しています。花がやや小ぶりですが、開花とともに大きくふくよかに成長します。
左はレッドクリフのサイドシュートです。剪定した翌日にソフトピンチを試みます。すでに蕾がついていて、ひげ芽も見えますので、中ほどにある5枚葉でピンチします。
夏剪定の最後は魅惑(鉢)です。左が剪定前、右が剪定後です。
我が家の魅惑は樹勢が弱く、繊細です。肥料を強くすると花芯がダブって不格好になります。肥料を控えると成長が悪く、シュートの芽出しがありません。これまで一度も良花に恵まれず、したがって一度もバラ展に出品したことがありません。
おまけの1本はセツコです。バラ畑の最後です。左の写真のように若芽が上がっています。ふつうに1段下で切りたかったのですが良い芽がありません。翌日、ソフトピンチしました。
投稿ありがとうございます。
自分の枝ではなくてもシュートの赤い葉を見るとなんだかワクワクするのは僕だけでしょうか?w
魅惑の栽培は繊細なんですね
次回のバラ展では「魅惑」の出品を楽しみにしています。
花を見るのも楽しいですが、シュートを発見したりピンチしたりするのは、ak-hiroyukiさまと同じようにワクワクしますよ‼
魅惑が我が家にやってきて10年になりました。樹勢が弱すぎます。私のような乱暴な管理者にはついてこれないのでしょう、きっと。
今年の指定花だった初恋と兄弟なんです。花粉親がコンフィダンスというピースの子どもです。初恋は花首が太くてがっしりしていますが、我家の魅惑は花は大きいですが花枝も花首も貧弱です。根張りが弱いため、10年経っても6号か7号鉢で、鉢増しすることもありません。花色と香り(ティ系にダマスク)が魅力で、引退勧告できないでいます。
万に一つ、ドッガーンと一発、良花に恵まれましたら出品させていただきます。