秋田バラ会では7月のバラCaféにおいて、「到花日数表」を配布しました。剪定してから開花に要する日数を書いたものです。ほとんどがコンテスト用の花の例ですから、栽培しておられる花が表になかった方にはあまり参考にならなかったかもしれません。
私は毎年、「開花表」を作って剪定日を決める参考にしています。
縦軸に花名、横軸に月日と曜日、そして、蕾・ガク割れ・ガク折れ・開花の4つの内訳の欄に、その状態にある蕾(花)の数を記入します。それは、秋の親善ばら展に照準を合わせて、集中的に開花させることを狙っているからです。春の花は一斉に剪定しても一斉に開花するので、秋のように到花日数を気にする手間は不要になります。
また、バラ会の配布苗など新苗のデータはありませんから、その場合は剪定期間の中間あたりに剪定し、その結果を参考にして次年度は修正します。今年は8月15日にスタートし、24日に終了します。ちょうど10日間かけて剪定することになります。
配布苗の「光華」は遅咲きと予想して8月20日に、頒布苗の高雄は早咲きと予想して最終日の24日に剪定するつもりです。
7月下旬で整枝作業は終わっていますので、今回は良い芽の上で切り戻すだけになります。おおよそですが、赤い若芽が伸びているときはその下の段の中間より上で、その位置が高すぎる場合はもう一段下で切ります。若芽が太くて充実しているときはそのままソフトピンチします。2段目か3段目でソフトピンチして得られる花は、この株の最高の良花となるでしょう。8月初旬に出芽したベーサルシュートに期待してください。
それでは、剪定の前後のようすをご覧ください。
投稿ありがとうございます。PCで拝見すると剪定前後が比較出来て分かりやすいです
バラ購入当初、手にしたバラ栽培の本はどれも関東が基準で夏剪定の時期が分かりませんでした
今回のブログでは写真に日付入りなのでとても参考になると思います
最後に、ウチを担当する水道検針員さんもバラのトゲに引っかかれた事がはず、、ごめんなさい
初コメントをいただきました。ありがとうございます。とてもうれしいです‼
写真の日付は外そうかとも思ったのですが、自分自身が混乱しそうな気がしてそのままにしました。
写真を撮って剪定して、また写真を撮っての繰り返しで、庭で遊ぶ時間がながーくなりました。
焦らずゆっくり楽しもうと思ったブログですが、つい焦ってしまいます。早くもネタ切れが心配です。