10月14日開催バラcaféは過ごしやすい気候で、行事やイベントが多数開催されました。受講者さんの数は少なめでしたが、何気ないお話から沢山の有益な情報が得られた会でした。講座内容は親善バラ展受賞者からの一言と施肥、早めの鉢替えについてです。



はじめに秋田県ばら連合会親善バラ展について古谷会長から総評をいただき、続いて親善ばら展入賞者代表3名からお話いただきました。お三方のお話ではバラ栽培を継続して楽しんでいることが伝わりました、その内容を抜粋し文章にしました。

 特別なことはしていませんが、毎週の消毒は欠かしませんでした。次に、購入したバラを観察することが大事で、そのバラがどの様な性質であるかを見極める時間が必要です。苗を購入し1.2年で納得のいく良花を咲かせることは出来ないので、バラの手入れと観察を継続した結果が受賞に繋がりました。(古谷会長)

 例年以上に暑い夏の影響から納得のいくHT種を咲かせられず、親善ばら展は展示部門を存分に楽しもうと決めてました。スペースいっぱいに「街角のcafé』というテーマで出展し、作品からバラのある暮らしを楽しんでいる様子が伝わった様で「横手ばら会会長賞」を頂けて嬉しいです。(澤木さん)

 知人にバラを譲ったため空いたスペースにトマトを植えたら、トマトは沢山実ったがトマトの影響からバラが害虫被害を受けてしまいました。出品を諦めようと思った時もあった中で、被害を免れたバラを3段花として受賞できました。(伊藤さん)

例年冬を前に肥料と鉢替えに関する講座をこの時期に開催しています。鉢替えや肥料などについてバラ栽培の本から情報を得ようとしてもその多くは関東を基準としている場合が多く、秋田県では時期などが合わず参考にならない場合がありますのでバラcaféでは秋田県の気候に合わせた肥料の比率や鉢替え時期を学びます。

バラ栽培についての疑問、自宅で咲いたバラのことまたは近況のお話など会場に用意されたお菓子とお茶で会員さんの会話に花がさく休憩時間を写した写真です。何気ないおしゃべりの時間がある講座回は充実感が高く、この後に土作りについて森元さんがご自身の配合を教えてくださりました。森元さんが出品される鉢植えはいつも一際目を引きますので、室内には聞き逃すまいとメモをとる筆記音が会場全体に広がりました。

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